きのおもむくままに
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真理探究の原動力は,興味と不安である.
純粋な興味で先へ進む. 進みすぎると,誰もいなくなる. 孤独.宇宙の中で上か下かもわからない.他との繋がりがわからない. 人は繋がりを感じて安心する. 安心するために繋がりを構築しようとする.
真理がどこにあるのか,正直わからない. 私のイメージ. 実存の中に真理が存在する. 自然のように,内在する法則に普遍性があり非流動的なものの真理と, 人や社会のように,内在する法則が時代や環境により変化する真理があると考える. 変化する真理は捉えにくい. 流動的なものを嫌う我々の願望が作り出す,真理の虚像がある. 真理の虚像は,実存の本質である.
われわれが作り出す概念は非実在である. 非実在から,実在の奥深くをのぞき込んでいる. 物理学は実在(自然)と概念の関係を取り扱う. 数学は概念の間の関係を取り扱う. 工学は概念と実在(人・社会)と概念の関係を取り扱う. 哲学は物理的役割も果たすし,数学的役割も果たす. 本質主義は,数学的であるように思われる. 実存主義は,物理学的であるように思われる. 前者はプラトン的,後者はアリストテレス的である.